【コラム】幼児期からの通塾のメリットとは?
2024年9月24日
▷ 中学受験を見据えた低学年からの塾通いのメリットは何ですか?
保護者の方からよく寄せられるご質問です。
中学受験の土台となる能力とは?
長年の講師経験から、幼児期から、“自分で考えさせる習慣をつけること”そして、“物事を広い視野で見ること”が、中学受験の土台になると感じています。
実際の中学入試では、今まで解いたことのない問題を、その場で解くことが要求されます。
知識や解法の暗記だけでは対応できず、制限時間内に柔軟に考えて正解を導き出すことが求められています。
また、国語や社会の入試問題を見ると、「物事を他人事ではなく、自分事として考えてほしい」という学校側のメッセージを強く感じる問題が多く出題されています。
御三家などの最難関校になればなるほど、その傾向は顕著です。
サピックスキッズの授業で大切にしていること
サピックスキッズにお通いになるご家庭では、中学受験まで見据えていらっしゃることが多いです。
私たちは、中学受験で求められることを長期的なスパンとして視野に入れて、スポンジのように色々なことを吸収していく生徒のみなさんに「考えること、学ぶことは楽しい!」と思えるような授業を行っています。
幼児期に、たくさん身体や手を動かしてゆっくりじっくり考えること、物怖じすることなく発表しあうことは、今の時期だからこそ持てる贅沢な時間です。
最初は、思うように自分の考えが発表できなくても、少しずつ自信がもてるようになります。
そして、お友達の考えを聞いて、「なるほど!」と新しい気付きを得て、幼児期にありがちな狭かった視野をぐんと広げられるようになります。
講師側が予想もしなかった考えがでてくるので、幼児期のお子様の思考の柔軟さに驚かされます。
また、子どもたちの好きなこと、得意なことをさらに伸ばしてあげるようにしています。
授業では、「正解」の押しつけなどはせずに、子どもたちの自由な発想を大切にします。
子どもたちの好奇心を刺激し、得意分野を広げることが、お子様の多面的なものの見方、さらには、自信につながるのです。
保護者の方との連携について
SAPIX小学部で実際に教えている講師や受験を含めた子育て経験豊富な講師もいますので、保護者の方のご不安な気持ちに共感しながら、日々、相談にのっています。
授業でお子様が集中して頑張ったところ、できるようになったこと、つまずいていることなどの情報を共有して、ご家庭でも無理なく取り組んでほしいことをアドバイスしています。
幼児期は、すぐに効果を実感しにくいかもしれませんが、「サピックスキッズで学んだ生きた経験や体験が土台となり、中学受験に活きました。」というお声も保護者の方からいただいています。
幼児期の学びは必ず実になります。
お子様によって実るタイミングは異なりますが、今は土壌を豊かにする時期です。
たくさんの種をまいていきましょう。
現在、東京都に3校舎(代々木・豊洲・お茶の水)展開しています。
対象学年は年中生・年長生で、秋頃から新年中生の募集を開始します。
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