【コラム】幼児期のお悩み解決!-忙しく、子どもの勉強を見てあげられない-
2025年3月26日
▷ 平日帰るのが遅く、勉強の時間がなかなかとれません。
▷ 兄弟がいることとダブルインカムであり、一人一人向き合う時間がとれません。
よくいただく質問です。
毎日お仕事をし、お子様方のお迎えとごはんの準備。
明日に備えて早く寝たいけれど帰宅してからもまだまだやることが多くて、
「お子様に向き合ってあげられていないのではないか」と心配される保護者の方の声は、近年大変よく伺います。
もちろん、お子様の機嫌が良い日ばかりではないでしょう。
保護者の方もお疲れの日もあれば、気持ちがすっきりしている日ばかりではないでしょう。
そういう時ほど、「もうすぐ小学生になるのに、何もしてあげられていない・・・」
「他のお子さんはどれくらい勉強しているのだろう」と不安になったり、
ご自身を追い込んでしまったりすることもあるかと思います。
では幼児期の今、どのような学びをどの程度すればよいのでしょうか?
結論から申し上げます。
毎日5分だけ。
お子様と同じ本を読む、テキスト、パズルに取り組むなど一緒に向き合ってあげてください。
年長生の終わりまでに、数字やひらがなの読み書きができると、
小学生になってからの安心材料が増えますが、無理強いすることはありません。
今は、興味の湧く種を蒔いてあげることの方が重要です。
時間は短くて大丈夫です。
もっとやりたい!という気持ちで止めてあげてください。
「できた!」で終わらせてあげることが何より大事だと考えています。
SAPIX小学部の新1年生 入室テストの範囲は、「文字の読み書きができること」「10までの数の認識」です。
SAPIXの授業でも口頭でのやり取りを行うと理解度が高いのに、
文字を読むことで急に難しく感じてしまうお子様をよくお見受けします。
文字ばかりのページを見ると面倒くさく感じてしまう原因は、
読むことに慣れておらず読んでも頭に入って来ないことから難解だと感じてしまうためです。
少しでも、一人で文章を「読む」ことに慣れ、一緒に「考える」ことのハードルを下げ、
面白いものなのだと思わせてあげるのが今一番大切なことだと実感しています。
そして、1日1回お子様をぎゅっと抱きしめて、「大好き」だと伝えてあげてください。
お子様は、保護者の方が大好きです。
保護者の方の笑顔と温もりだけでお子様は安心します。
授業が終わり、笑顔で保護者の方がお迎えに来ている姿をみて、大きな声で、
「パパー!!」「ママー!!」「おかあさーん!!」「じいじがいる!!」などと
ガラスに鼻をくっつけて叫び手を振るお子様方。
「よくがんばったね」「今日はどんな楽しいことしたの?」
と聞かれると、ぎゅっと抱きつきながら、にこにことお話しをしている姿をよく見ます。
大好きな家族に、「今日何をしたのか」一日のできごとや習ったことを話すことにより、
客観的に物事を捉え、理解に繋がりやすくなるメリットもあります。
何より、保護者の方と笑い合って「できた!」と言い合えるのが学びの楽しさに繋がっていることを実感します。
家でどうしても時間が取れない場合はどうするの?
この場合は、他の習い事をすることも、一つの選択肢です。
SAPIX kids通塾生の、SAPIX kids以外の習い事について、アンケートをとりました。
上位5つにあげられる習い事に、過去10年大きな変化はありません。
家族以外の大人に愛されているということも、実感させてあげたいです。
「自分の居場所は、家とSAPIXだった」と話してくれた卒業生がいました。
学習以外の習い事でも、居場所は、なるべく多い方が良いと考えています。
教えることを職業とした、プロが対応します。
できるようになった経験は、自信ややる気、そして興味となってお子様に残り続けます。
わたしたちも、お子様の「楽しい!」という気持ちを精一杯引き出して参ります。
では、ご家庭で具体的にはどのようなことをしたらよいのか。
短時間で毎日できることの具体例を、考えてみました。
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